※注釈※
この記事は、クトゥルフ神話の世界観に基づいた完全な創作フィクションです。
現実の出来事や人物とは一切関係ありません。
名鉄、初任給引き上げと採用人数拡大——「深きものども」の影響か
名古屋鉄道は、2025年度から鉄道現業職の初任給を大幅に引き上げ、採用人数を倍増させると発表した。しかし、鉄道会社関係者の証言によると、名鉄の地下トンネルで「不可視の何かが蠢く音」や「湿った鰓(えら)のような呼吸音」が確認されており、一部の職員が発狂状態で発見される事態となった。
地下トンネルで働く作業員の間では、「深きものども(ディープワンズ)」が名鉄に関与しているのではないかという噂が広まっている。彼らは古代より海に棲む人魚に似た異形の存在であり、人間との交配を繰り返し、地下水脈を通じて都市に浸透すると言われている。名古屋の地下鉄道網は、偶然にも旧支配者の眠る「ルルイエ遺跡」に繋がっているとの説もあるが、果たしてこれは都市伝説にすぎないのだろうか……?
名古屋城で「春まつり」開催決定——異界の門が開かれるのか
2025年3月20日から5月6日まで、名古屋城で開催される「名古屋城春まつり」。しかし、この春まつりの準備中、城の地下から「未知の碑文」が発見されたことが関係者によって極秘裏に明かされた。碑文には、古代語で「シュブ=ニグラスを称えよ、千の仔を迎え入れよ」と刻まれており、専門家の間で大きな波紋を呼んでいる。
さらに、名古屋城の地下通路では異様な低周波音が確認されており、これが観光客の体調不良を引き起こしているのではないかとする説もある。ある観光客は、「城の影から黒い山羊のようなものがこちらを見ていた」と証言したが、その姿は誰にも確認されていない。
シュブ=ニグラス——「千匹の仔を孕む黒き山羊」の異名を持つ邪神が、この地で覚醒しようとしているのだろうか?
鶴舞公園「桜まつり 2025」——不気味な桜が開花する
名古屋市昭和区の鶴舞公園で3月15日から4月7日まで開催される「桜まつり 2025」。今年は例年になく桜の花が異様な色を呈しているとの報告が相次いでいる。目撃者によると、「夜の公園で、桜の花弁がまるで目のように開閉し、青白く輝いていた」とのこと。
また、公園内の池では「這い寄る混沌」ナイアルラトホテップの名を呟きながら水中に飛び込む者が相次ぎ、地元警察が警戒を強めている。目撃者の話では、「池の水面に、未知の星々と眼球のようなものが映っていた」との証言もあり、もはや単なる狂言とは言えない事態となっている。
専門家は、「桜の根元に埋められていた太古の遺物が、宇宙的恐怖を呼び覚ましたのではないか」と指摘。桜まつりの最終日には、桜の木の影から「異形の枝」が伸び、人々を抱擁するという噂も流れている。
名鉄「忍者の日」「猫の日」イベント——異次元の者たちが潜伏?
2月22日の「忍者の日」「猫の日」を記念し、名鉄が特別デザインの系統板を掲出し、ミニ系統板マグネットを販売するなどのイベントを実施。しかし、イベントの最中、ある乗客が「影が動いていた」と証言し、その後失踪するという不可解な事件が発生した。
目撃者によると、「忍者の影ではなく、影そのものが意思を持って動いていた」とのこと。これは、ナイアルラトホテップが化身として持つ「影の忍者」に関係している可能性が高い。ナイアルラトホテップは人々の恐怖と混沌を楽しむ邪神であり、猫の姿をとることもある。
「猫の日」イベントに登場した猫たちが、妙に知性を持ち、時折奇妙な言葉を発していたとの報告もある。「かのものは目覚めん」「月が落ちる夜に」「旧き印は砕かれた」——これは偶然のいたずらか、それとも恐るべき予兆なのか。
ポートメッセなごや開業50周年記念イベント——異星の知識が子どもたちに注がれる
名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)の開業50周年記念として開催された「キッズ未来体験 EXPO」。未来の技術や知識を子どもたちに提供するはずのイベントだったが、あるブースで奇怪な出来事が発生した。
展示されていた人工知能が、突如として「この知識は、お前たちには早すぎる」「空の彼方からの主が見ている」などの意味不明な言葉を発し、会場は騒然となった。さらに、特定の展示物を見た子どもたちが一斉に「イァ!イァ!クトゥルフ・フタグン!」と唱え始めるという異様な現象も記録されている。
専門家によると、展示されたテクノロジーの一部は「古の者たち」の知識と酷似しており、それが人間の脳に影響を及ぼした可能性があるという。異界の知識がもたらされた結果、名古屋の未来はどのように変化していくのだろうか……?
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