大阪日神 二〇二五-〇三-〇一【「旅猫フェア」イベント、不可解な猫の異変】

大阪

※注釈※
この記事は、クトゥルフ神話の世界観に基づいた完全な創作フィクションです。
現実の出来事や人物とは一切関係ありません。

「旅猫フェア」イベント、不可解な猫の異変

2月15日から3月31日まで開催されている「旅猫フェア」イベントにて、大阪会場の「猫スイーツ」が突如変異する怪事件が発生。訪れた客が「スイーツが蠢いていた」「お菓子の中から囁き声が聞こえた」と証言。

調査を進めたところ、スイーツの表面には不可解なルーン文字が浮かび上がり、猫の目のような模様が形成されていた。専門家の話によれば、これは古の邪神「ウバル=タツ」の紋章に酷似しており、「旅猫」フェアのマスコット「にゃらん」がこの影響を受けている可能性がある。


日本観光ショーケース in 大阪・関西に異界の存在が乱入

インテックス大阪で開催された「日本観光ショーケース in 大阪・関西」では、全国各地の観光資源が紹介される中、未登録のブース「古き神々の聖域」が突如出現。関係者はこのブースの存在を把握しておらず、設営者も不明。

ブース内部には黄昏色の霧が立ち込めており、訪れた客の証言によれば「ガイドとして立つ男は奇怪な形の仮面をつけ、異様な訛りの日本語を話していた」という。また、展示されていた「奈良・大和の古代祭壇」は存在しないはずのものであり、専門家が調査したところ「この祭壇は我々の時間軸のものではない」との結論に至った。


ICOCA、異界に繋がる

この日より拡大されたICOCAのサービス範囲において、一部の乗客が「切符のない場所」に移動したという報告が相次ぐ。特に大阪環状線を利用した乗客の一部が、「駅のない場所に降ろされた」「車窓から見える風景が黒き塔と逆さの都市だった」と証言。

鉄道会社は「システムエラーによりICOCAが認識しない経路が生成された可能性がある」と釈明しているが、専門家の分析によれば、これは特定の「異界ゲート」と重なった可能性が高い。乗客の一人は「車両の天井に何かが這っていた」「窓の向こうに三つ目の男がいた」と語っている。


大阪マラソン2025に異形のランナー出現

「大阪マラソン2025」が開催され、多くのランナーが参加する中、参加者の一人に異変が発生。途中経過で突如として前方を走るランナーの影が通常の人体とは異なり、「腕が4本になり、足が逆関節になっていた」との目撃情報が寄せられた。

また、フィニッシュラインを越えたランナーの一人が突然消失し、地面には「アル=アジフ」の一節と酷似した古代文字が焼き付いていた。観戦していた市民の証言によれば「ゴール地点の影が異様に長く伸び、何かが蠢いていた」とのこと。市当局は「観測史上最も異質な影現象」として調査を開始している。


セレッソ大阪の表敬訪問、邪神の加護を受けた可能性

大阪市役所を訪れたセレッソ大阪の選手たちが、例年にない異様なオーラを放っていたとの報告が寄せられた。市長との対話の中で、選手の一人が「夢の中で、黒い渦巻く空の下でサッカーをしていた」と語り、周囲の関係者が不安げな表情を浮かべた。

また、選手のユニフォームには見覚えのない紋様が浮かび上がり、試合映像を分析した専門家は「この紋様はクトゥルフ神話に登場する“旧支配者の印”に酷似している」と指摘。今後の試合では「通常のプレーとは異なる軌道でボールが動く」「選手が異様な俊敏さを見せる」などの現象が発生する可能性があり、サッカー協会が対応を検討している。


大阪、次元の歪みが観測される

大阪市の上空で、突如として次元の歪みが観測された。国立異常気象研究所によれば、「この現象は通常の気象パターンでは説明できず、異界の干渉が原因である可能性が高い」とのこと。

街の至る所で時間の進行が遅くなった、もしくは異常に速くなる現象が発生し、市民からは「気づいたら3時間経過していた」「電車の窓から見える景色がずっと同じだった」という報告が相次ぐ。

ある目撃者は「雲の中から巨大な何かがこちらを見ていた」「あの目を見た瞬間、頭の中で未知の声が響いた」と証言。この日を境に、大阪の街には奇妙な音が響くようになり、夜になると不可思議な囁き声が聞こえるという。

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