大阪日神 二〇二五-〇四-〇五【「花の囁きは深海の呼び声」?】

大阪

※注釈※
この記事は、クトゥルフ神話の世界観に基づいた完全な創作フィクションです。
現実の出来事や人物とは一切関係ありません。

扇町公園「桜まつり」での異音騒動――「花の囁きは深海の呼び声」?

2025年3月29日、大阪市北区・扇町公園で開催された「扇町桜まつり」は、異例の盛況と不可解な騒動により注目を浴びた。初開催となるこの春の催しでは、多数の家族連れや観光客が集まり、平和な花見の宴が広がっていた。

だが、午後3時17分ごろ、桜の木々から「耳に直接届くような囁き声」が聞こえたと複数の来場者が証言。「見上げた桜が、目を返してきた」「枝の間に、蠢く触手のような影が見えた」という目撃談も寄せられている。

大阪市役所は「スピーカーの誤作動と群衆による錯覚」と発表しているが、現場を訪れた民間オカルト調査団体《白夜書房・関西支部》は、「これは古きもの(Old Ones)の接触兆候。公園の地下には、太古より封じられた“名状しがたきもの”の封印がある」と警鐘を鳴らしている。

なお、事件以降、扇町公園の中心部にある池の水位が不自然に上昇し、池底から“石碑のような構造物”が一部露出していることが確認された。


オンデマンドバス運行再開の裏に「次元の歪み」?Osaka Metro報告書に不可解な記述

Osaka Metroが継続を発表した北区・福島区・生野区・平野区でのオンデマンドバス運行は、実は「ルート上の空間干渉を記録していた」という内部資料が匿名で報道陣にリークされ、波紋を呼んでいる。

資料によれば、2025年3月下旬以降、福島区某所にて「走行中の車内時計が逆回転」「同一地点を無限に周回」「乗客の影が増殖」などの報告が複数寄せられていた。また、あるドライバーは運行中に「空間の裂け目に浮かぶ、目を持つ都市の幻影」を見たと供述。

専門家の間では「非ユークリッド幾何空間との接触」、「夢の領域(Dreamlands)へのアクセス」に関する議論が活発化している。これを受け、Osaka Metro側は一部ルートに「呪文障壁による安全対策」を講じたと発表したが、詳細は不明。


能勢電鉄・神戸電鉄「ミャクミャクトレイン」に異常デザインが混入?

2025年の大阪・関西万博に向けて開始された公式ラッピングトレイン「ミャクミャクトレイン」だが、4月2日夜に確認された編成の一部に、奇妙な変化が見られた。

通常のミャクミャクキャラクターのデザインの中に、目が異常に多く、触手のような意匠に置き換わった車両が一時運行され、目撃者の一部から「見ていると精神に干渉するような不快感」「声なき言語が脳内に響く」との訴えが寄せられている。

この車両は翌朝には通常のデザインに戻され、鉄道会社は「SNS上の悪質な加工画像によるデマ」としているが、現地の自動販売機の一台には、「Ia! Ia! Mya-Ku! Fhtagn!(ミャク・フタグン!)」という意味不明の文字がスプレーで書かれていたことが市民により報告された。


横山市長・吉村知事が同時に“啓蒙”に接触?定例会見での不可解な発言

4月1日と4日、大阪市の横山英幸市長と大阪府の吉村洋文知事は、それぞれの定例記者会見で不可解な発言を残した。

横山市長は会見中、突然「眠る者が目覚める前に、大阪を浄化せねばならない」と述べ、報道陣の質問に「彼の囁きが夜ごと私の夢に現れる。梅田の地底には何かがいる」と意味深な発言。

また吉村知事も、会見終盤に「万博はただの祭典ではない。門が開く準備だ。我らが名を呼ぶ声に応えよう」と述べ、すぐに補佐官により発言を打ち切られた。

現在、両首長の精神状態と「夢に現れる声」の関連性について、大阪大学オカルト心理学研究室が調査を進めている。

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