※注釈※
この記事は、クトゥルフ神話の世界観に基づいた完全な創作フィクションです。
現実の出来事や人物とは一切関係ありません。
豊洲の夜空に蠢く未知の光景
3月22日夜、豊洲で500機のドローンを用いたショーが開催された。しかし、ショーの終盤に予想外の事態が発生した。プログラムされていないはずのドローン群が突如、奇怪な幾何学模様を描き始め、観客からは悲鳴が上がった。
「それは単なる光ではなかった。あの形を見た瞬間、頭の奥に何かが囁きかけてきた」と、現場にいた観客の一人は証言している。
ショーの責任者は「何者かがシステムに侵入した可能性がある」と説明したが、専門家による解析の結果、ハッキングの痕跡は一切検出されなかった。唯一の手がかりは、奇妙なパターンが古代メソポタミアの呪文に類似していることだった。
東京プリンスホテル、60周年記念の奇妙な儀式
3月23日、東京プリンスホテルの開業60周年記念イベントが開始された。プロジェクションマッピングで桜を模した幻想的な演出が行われる予定だったが、突如として映像が乱れ、画面に巨大な目が映し出された。
「ただの機材トラブルじゃない。あの目は……私たちを見ていたのです」と、イベントに参加した作家は語る。
ホテルの従業員によると、その夜、一部の宿泊客が悪夢にうなされ、意味不明の言葉をつぶやいていたという。彼らが残したメモには、「深きものどもが目覚める」「ヨグ=ソトースの門が開かれる」といった不可解なフレーズが書かれていた。
靖国神社の桜、開花せず——影の花弁
3月28日、靖国神社の標本木が開花する予定だったが、奇妙な異変が報告された。標本木に咲いたはずの桜の花が、一晩で黒く萎れ、やがて消失してしまったのだ。
「これは通常の自然現象では説明できない」と、植物学者は語る。
さらに、神社の境内で黒衣の集団が呪詛のような言葉を唱えていたとの目撃証言が相次いだ。警察が駆け付けた時には、彼らの姿は影のように消え去っていた。
「もしかすると、桜の開花を阻害する何らかの儀式が行われた可能性がある」と、オカルト研究家の間で議論が巻き起こっている。
江戸川区「駅からハイキング」、異次元への道
3月23日から31日まで、江戸川区で開催された「駅からハイキング」。しかし、一部の参加者が「コースの途中で見知らぬ風景に迷い込んだ」と証言している。
「歩いているうちに、見慣れた街並みが変わっていった。気がつくと、空が深い紫色に染まり、巨大な影がうごめいていた……」と、参加者の一人は震えながら語った。
彼らは数時間後に元の場所へ戻ったが、時間の感覚が失われており、一部の参加者は「別の時間軸にいた」と主張している。GPSデータを解析したところ、彼らが実際に消失していた時間が存在し、説明不可能な記録が残されていた。
東京モーターサイクルショー、未知なるデザインのバイク展示
3月22日から24日まで、東京ビッグサイトで開催された「第51回 東京モーターサイクルショー」。ここで注目を集めたのは、出展者不明の一台のバイクだった。
「そのデザインは、人間の技術では説明できないものでした」と、あるバイク評論家は述べる。
奇妙な紋様が刻まれたそのバイクは、乗り手の意識に直接語りかけるかのような感覚をもたらしたという。試乗した者の一人は「何かが私に『門を開け』と言っていた」と語った。
ショーの最終日、このバイクは忽然と消失。防犯カメラにも、その瞬間の映像は記録されていなかった。
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