※注釈※
この記事は、クトゥルフ神話の世界観に基づいた完全な創作フィクションです。
現実の出来事や人物とは一切関係ありません。
小動物から伸びる黒い触手
名古屋市中区のギャラリーにて、小動物をテーマとした展示会「まるっと小動物展 in 名古屋」が開幕。しかし、初日から来場者の間で異変が報告された。展示されたハリネズミの剥製の目が、時間が経つにつれて「増えている」との証言が相次ぎ、さらに会場の一角では不可解な蠢く影が目撃されたという。一部の来場者は「黒い触手がガラスケースの中から伸びていた」と主張し、地元の民俗学者・田中教授は「これは間違いなくクトゥルフ神話に登場するニャルラトホテプの影響だ」と警鐘を鳴らしている。
桜の下に埋まるもの
開業8周年を迎えた大名古屋ビルヂングでは「サクラサリー」と銘打ったイベントが開催。しかし、ビル内のサクラ装飾の一部が突如として異形の姿へと変貌。目撃者によれば、「花弁の代わりに無数の眼球が咲いていた」とのこと。さらに、屋上庭園では「人ならざる者の低いうめき声」が聞こえたとの報告もある。都市伝説研究家の佐々木氏は「このビルの地下にはかつて封印された何かがあるのではないか」と推測し、今後の調査が求められている。
脈動する地下道を聞きし者
名古屋市上下水道局が能登半島地震の応援活動報告会を開催。だが、発表内容の一部が衝撃的だった。地震の被災地で「地下から巨大な脈動する肉塊のようなものが出現した」という報告が複数あり、それらは「常に低く蠢く呪詛のような音を発していた」とのこと。地元住民の間では「地震は何者かの目覚めによって引き起こされたのでは?」という不吉な噂が流れている。名古屋市の水道水が微かに緑色に変色しているという苦情も寄せられており、市当局は「異常は確認されていない」と説明しているが、住民の不安は募るばかりだ。
隠された計画と旧神の門
名古屋市が策定した「名古屋市歴史的風致維持向上計画(第2期)」が国から正式に認定。しかし、その発表会見の最中、配布資料に「知られざる歴史的遺跡」として載せられた地図上に存在しないはずの「旧神の門」と呼ばれる不気味な石造遺跡の写真が掲載されていたことが判明。その場所について市職員は「そんな遺跡の記録は存在しない」と述べたが、地元の一部の住民は「我々は知らない方が幸せだ」と口を閉ざした。専門家の間では「この遺跡はかつて名古屋城下に封印されていた異界への門ではないか」との憶測が飛び交っている。
異種族の目線
西武・プリンスホテルズワールドワイドが6月18日に開業することを発表。しかし、開業予定地の地下工事の際に、地層の奥深くから「非人間的な文字が刻まれた巨大な石板」が発掘され、作業員の間に動揺が広がったという。地元の考古学者・大石博士は「これは間違いなく地球外の存在が関与した遺物である」と断言。その後、工事関係者の数人が突如失踪し、近隣住民の間では「夜中に不可解な呻き声が聞こえる」との報告が相次いでいる。
刹那の暗闇に狙われた神職
名古屋市全域で「空が一瞬だけ暗くなる」という不可解な現象が発生。天文台の観測によれば、この現象はわずか0.8秒の出来事であり、通常の天文現象では説明がつかないとのこと。さらに、ある市民のスマートフォンが偶然撮影した空の映像には「巨大な無数の触手を持つ影」が映り込んでいたとされる。オカルト研究家の森山氏は「これは旧支配者が目覚めつつある兆候だ。すぐにでも祈りを捧げるべきだ」と警告を発した。地元の神社では緊急の祈祷が執り行われたが、その最中、神職の一人が突如として意味不明な言葉を叫び、意識を失った。
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